ワンシーン描画テスト とは

今回は、昨年弊社が開発したオリジナルの描画テスト、

「ワンシーン描画テスト」についてご説明いたします。

 

このテストを作成したきっかけは「ワルテッグ描画テスト」の印刷ミスから始まりました。

ワルテッグ描画テストとは、8つの枠に自由に絵を描いてもらうものなのですが↓、その8つの枠には予め「刺激図」という記号のような図が入っています。

その刺激図を利用しても利用しなくてもいいのですが、あるグループにテストを受けてもらった際に、なぜか全員が1つの枠の刺激図を全く無視した絵を描かれていたのです。

そこで、テスト用紙をよくよく見てみたら、1つの枠の刺激図が印刷されておらず、そこだけ空白の枠になっていました。

しかし、その枠に描かれていた絵が、各々の方がその時抱えていた心の問題を反映するようなものだったのです。

 

その後、電話をしている時や誰かの話を聞いている時等になんとなく描いてしまう落書きなどからもヒントを得、さまざな描画テスト、NLP、認知行動療法、ブリーフセラピー、夢分析のエッセンスが入ったこの「1シーン描画テスト」ができました。

 

この「1シーン描画テスト」は、具体的なテーマに対して取り組みたい場合に威力を発揮します。

堂々めぐりから抜け出せない、何度も繰り返してしまうような問題に対する納得のヒントが自分自身から受け取れます。
手順は簡単です。
①テーマを短い文章で書く。
②①で書いたテーマが解決するとどうなるかを短い文章で書く。
③なんとなく頭に浮かんだイメージを絵に描く。

記載されたテーマが曖昧だったり自分の意に沿ってないテーマだったりすると、イメージが浮かんでこなかったり、描いた絵に違和感を感じたりします。

 

では、「1シーン描画テスト」の具体例を実際に見ていただきたいと思います。