心理テストの分類
「心理テスト」は様々な場面で用いられています。例えば、精神科で受ける医療診断、TVや雑誌、Webなど日常的な場面で気軽に体験できるものから、企業の採用試験や自動車教習所のようなビジネスの場面などでも使用されています。
心理テストには色々な種類があります。
まず「質問紙法」という心理テストは、質問に対して「はい」「いいえ」「わからない」など予め用意された回答を選択し、選択された結果を数量的に評価する方法です。「あなたはXXタイプ」とカテゴライズされるものはすべてこの質問紙法にあたります。
質問紙法による心理テストは、気軽に実施、体験できるという利点がありますが、答えを意識的に操作できることが難点です。
※弊社オリジナル「おふざけ心理テスト」も「質問紙法」によるものです。こちら→で体験いただけます。
次に「投影法」という心理テストは、曖昧な刺激に対して個人が独自の意味づけを行い、自分で意識しない「無意識」が反映されることが特徴です。この方法は質問紙法のように回答を意図的に操作することができない一方で、結果の評価が人的判断にゆだねられるため、解釈には高度な技術が必要となります。
「ワルテッグ描画テスト」および「1シーン描画テスト」はこの「投影法描画テスト」の一種です。
これらのテストは、無意識の様々な層、意識に近い層、中間層、最も深い層にアプローチします。
「ワルテッグ描画テスト」および「1シーン描画テスト」は、意識に近い層が反応します。
ワルテッグ描画テスト
「ワルテッグ描画テスト」は1939年にエーリヒ・ワルテッグ(Ehrig Wartegg)によって公表され、ウルスラ・アヴェ=ラルマン(Ursula Ave-Lallemant)に引き継がれたものです。
このテストは、8個の枠の中に与えられた刺激図の印象を通して無意識の心の内容が投影されるものです。
8つの刺激図は異なるパーソナリティの側面やレベルに関連付けられるようにデザインされています。この刺激図に対して、クライエントがどのような印象を持ち、何を描き出すかを見ることにより、その刺激図と結びついたテーマに関するクライエントの反応を理解しようとするものです。
「ワルテッグ描画テスト」は、日本では1990年代の初めに紹介されていますが、いまだ書籍や資料が少ないのが現状です。
弊社では2009年より独自に調査、収集したデータに、バウムテスト、SWテスト、HTMテスト、NLPのタイムラインのエッセンスを加えてより現在の日本人に適した、より統合的なものへと進化させています。
是非、弊社のワルテッグ描画テストを体験してみてください!
1シーン描画テスト
「1シーン描画テスト」は弊社が独自に開発した描画テストです。
このテストは「ワルテッグ描画テスト」 の一つの枠の刺激図の 印刷ミスがきっかけで、偶然に生まれることになりました。
このテストは、自分自身に向き合い、進んでいきたいと願う人々にとって真価を発揮します。自らの課題について理解を深め、堂々めぐりから抜け出せない、何度も繰り返してしまうような問題に対する納得のヒントが自分自身から受け取れます。
※「1シーン描画テスト」は無料で体験できます!
是非、気軽に試してみてください。自分自身の可能性を探求し、新たな一歩を踏み出してみましょう。
→1シーン描画テストダウンロードページへ