夢のワーク

夢と言えば、ついこないだ私自身も試してみてとても面白かったPOP(プロセス指向心理学)のワークがありますのでご紹介しますね。
↓の本に詳細は載っています。

痛みと身体の心理学 新潮選書/藤見 幸雄

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準備するものは紙2枚と筆記用具です。

1.1枚の紙を折って4分割にします
2.その1つに、子供の頃見た最も古い夢(または印象に残っている夢)の最初のシーンの絵を描きます。
3.↑の絵の隣り合った場所に次のシーンの絵を描きます。
覚えてない場合は、前の絵から連想したシーンを描きます。
4.同じように3番目、4番目の絵を描き、4番目で完結させるようにします。

まず、ここで、4つの絵を見て気付いた点はありませんか?
1コマ1コマに描かれた小さなものにも注意してみてください。
違和感があったり、現状の生活や自分自身にインスパイアされるような点はありませんか?

5.もう1枚の紙を折って2分割にします。
6.2分割した1つ目に、4番目で完結した内容を覆す(真逆)イメージの絵を描いてください。
(例えば、4番目が平和な場面で完結した場合はそれを壊すような怪獣がでてくるとか、自分が殺された場面で完結した場合は天使が現われて生き返るとか)
7.2分割したもう一つのコマに、4番目の完結シーンと6で描いた4の真逆のシーンを対決(または話合い)させた結果のイメージの絵を描いてください。

これで終了です。

参考までに私の結果をお知らせします。
小学校前か小学校低学年の頃に何回も見た怖い夢です。

1コマ目
保育園の門に入ると、建物の蔭からカッパがこっちの様子を窺っている

2コマ目
カッパに追われているので(姿は見えない)、運動場の方に逃げる

3コマ目
さらに追われているので(姿は見えない)、保育園の裏側に逃げる

4コマ目
カッパと和解し、お花畑で一緒に花を摘んでいる

5コマ目
洪水でお花畑を一瞬にして流してしまう

6コマ目
筏に乗ったカッパが川を流れている

笑っちゃいます!カッパですよ!何が怖かったんでしょうか叫び

描いてみて気付いたのは、逃げている方じゃなくてカッパが私だったんだということです。

5コマ目がPOPでいうedge(妨害者、壁のようなもので、その一方、世界観、生き方、見方を守り、保護する卵の殻)にあたるのだそうです。
前に「NIGHTMARE」で書いたのですが、私は不安な状況になると洪水や津波の夢とか見るんですが、ここに繋がってたんだと驚きました。
そして最後は筏に乗って一緒に流れるんですね。

ちょっとした発見がありますので是非時間があるときにでもトライしてみてくださいグッド!