昨年話題になった、大野更紗嬢の
困ってるひと
を読んだ。
困ってるひと (ポプラ文庫)/ポプラ社
¥672
Amazon.co.jp
「困ってる」というどころじゃなくて、生き死に瀬戸際の壮絶な話だ。
内容は半端じゃないほどシビアだけど
面白いのでマンガのように一気読み。
読んでる最中、頭の中でワンワンと浮かんでくる言葉は
「健康な私、ありがとう」
だった。
自分の足で行きたいところに行けるありがたさ。
何も考えずに食べたり飲んだり、眠ったり起きたりできるありがたさ。
普通に生きるということがどんなに贅沢なことなのかを改めて考えさせられた。
文章の中に何度か出てくる、
「でも、絶望はしてない」
という台詞。
何と柔軟な人なんだろう
そして、当時25歳という若さなのに自分や他人との向き合い方が素晴らしい
「絶望」しないために必要なのは、
いかに多くの選択肢を持つかではないかと思う。
選択肢を増やすには、色んなことを体験して、色んなことを学んで、色んな人と会ってとバーチャルではない経験値を積むに限ると思う
他人事じゃありませんぜ
私も頑張らなきゃ